相続計画の進め方の 全体像についてまとめてみました。 相続対策と相続計画は微妙な言葉の違いですが 相続対策は、お客様の悩みや想いの全体像が掴めず その場しのぎの対応になりがちになります。 そのため、対策の順番を間違えると別の問題を 生み出す恐れがあります。 一方で相続計画とは、家族の状況、財産状況、被相続人の想いなど様々な 視点から問題点や悩みを見つけ出し…
全国には約360万社の企業があります。 そのうち99%以上が中小企業で、その数は年々減少しています。 その大きな原因のうちの1つが、事業承継問題になります。 後継者候補が不在で、廃業に追い込まれる 会社が多く存在します。 そこで、第三者 承継を含めた事業承継の3つのパターンと その実行のポイントについてまとめました。 事業承継の…
漠然と相続税の税務調査について怖いもの! という印象を持ってしまいますが、 その全体像を把握しておくことで、 適切な対策や準備が可能になります。 その適切な対策や準備が可能になるよう 相続の税務調査のポイントについて まとめてみました。 税務調査が入る確率とその時期について 国税庁が、「申告実績の概況と」 「相続税の調査などの状況」を 毎年公表しています。 …
遺言がなくて、その後の遺産分割協議でもめてしまうような ケースは多いです。 もめてしまい、遺産分割協議がまとまらない場合、 家庭裁判所に調停を申し立て→調停が不成立の場合 →家庭裁判所の審判又は、→相続人間の裁判に発展することも あります。 裁判まで進んでしまったら、それにかける 時間とお金と労力は相当大変なものになります。 又、 親族間の心のつながりが失…
暦年課税制度と相続時精算課税制度の この2つは、両方とも生前贈与ができる制度ですが 両方を併用することはできません。 この2つの制度を比べると 「相続時精算課税制度」の使い勝手が悪く、 「暦年課税制度」の贈与が使われることが多かったのですが、 2024年1月からの改正で、それが逆転した感があります。 そこで、改正後のそれぞれの制度のポイントと注意点、 ケースごとのそれぞ…
賃貸不動産を法人化する目安は、 不動産所得が1000万円を超えてくると 効果がでやすいので、検討を始めても良い かもしれません。 賃貸事業の法人化は、 将来の相続税の節税対策になるということをはじめ 様々なメリットがあります。 一方でデメリットもあるので、その両方をちゃんと見て 検討することが必要になります。 それぞれのポイントを見ていきたいと思います。 …
相続が発生した後の手続きは、 想像以上に大変です。 また、普段することのない手続きのため 相続人にとって大きな負担にもなります。 又、期限を過ぎてしまうと大きなデメリットに なってしまう相続手続きもありますので、 その全体像とポイントを時系列にまとめました。 全体の流れ 【7日以内】 ・死亡届の提出 ・火葬許可申請書の提出 【14日以内】 ・…
家族信託は認知症対策という イメージを持っている方が多いと思います。 でも、認知症対策には、成年後見制度もあり その違いが分かりにくい部分があります。 どのような場面で家族信託を使うのが良いのか また家族信託のデメリットについてまとめました。 家族信託とは 家族信託とは、家族による財産管理の方法(契約)です。 財産を 受益権(財産から利益を受…
資産家が資産管理会社をつくることで、 所得税や相続税の面で有利になることが多くなります。 その効果と メリット、デメリットについて まとめてみました。 資産管理会社とは 資産管理会社とは、個人が所有する 不動産や有価証券、預金や金等といった 財産を保有して管理運用する会社を言います。 資産家である個人が管理会社を設立し、 その個人で保有していた財産を その…
昨今遺贈寄付という言葉を 良く耳にするようになってきました。 その関心の高まりにあわせて 今回は遺贈寄付のことについて その進め方 と メリット、デメリット について まとめてみました。 1,遺贈寄付とは 遺贈寄付とは、個人が遺言によって遺産の全部、 または一部を公益法人や自治体、NPO法人、学校法人、 などの公益団体に寄付をすることをいいま…
ファイナンシャルプランナー塩川
・CFP(FP上級資格) ・NPO法人相続アドバイザー協議会 認定会員 ・不動産後見アドバイザー(全国住宅産業協会認定) ・高齢者住まいアドバイザー(職業技能振興会認定) ・宅地建物取引士 ・証券外務員1種