相続が発生した後の手続きは、 想像以上に大変です。 また、普段することのない手続きのため 相続人にとって大きな負担にもなります。 又、期限を過ぎてしまうと大きなデメリットに なってしまう相続手続きもありますので、 その全体像とポイントを時系列にまとめました。 全体の流れ 【7日以内】 ・死亡届の提出 ・火葬許可申請書の提出 【14日以内】 ・…
家族信託は認知症対策という イメージを持っている方が多いと思います。 でも、認知症対策には、成年後見制度もあり その違いが分かりにくい部分があります。 どのような場面で家族信託を使うのが良いのか また家族信託のデメリットについてまとめました。 家族信託とは 家族信託とは、家族による財産管理の方法(契約)です。 財産を 受益権(財産から利益を受…
資産家が資産管理会社をつくることで、 所得税や相続税の面で有利になることが多くなります。 その効果と メリット、デメリットについて まとめてみました。 資産管理会社とは 資産管理会社とは、個人が所有する 不動産や有価証券、預金や金等といった 財産を保有して管理運用する会社を言います。 資産家である個人が管理会社を設立し、 その個人で保有していた財産を その…
昨今遺贈寄付という言葉を 良く耳にするようになってきました。 その関心の高まりにあわせて 今回は遺贈寄付のことについて その進め方 と メリット、デメリット について まとめてみました。 1,遺贈寄付とは 遺贈寄付とは、個人が遺言によって遺産の全部、 または一部を公益法人や自治体、NPO法人、学校法人、 などの公益団体に寄付をすることをいいま…
不動産は相続財産の資産額の中で 大きな割合を占めることが多く 相続税が大きくなっても その不動産で納税することができません。 又 分けにくいという特徴があり、 不動産資産の相続税評価額は ほとんどの場合で時価よりも低くなります。 その特徴を活かして、相続の節税対策で 不動産を活用できる場面は多いです。 その不動産の特徴を 良く理解して活用でき…
借地権の土地に住居を構えている方も多いです。 又、借地権の住居も時折売りに出され 流通しています。 借地権はそこに住む借地人の権利が 強く補償され、一定の資産価値があり 相続税もかかります。 その借地権を相続する場面でのポイント をまとめました。 借地権の種類 1.普通借地権 契約の更新ができる借地権で、 存続期間は基本30年で…
成年後見制度は、「財産管理」と「身上保護」の制度になり 法定後見制度と任意後見制度の2つの制度があります。 又、家族信託制度は「財産管理」の制度です。 どれも、本人の身体上の問題、判断能力の問題を 助ける制度です。 それぞれの制度を活用するうえで、 判断のサポートになるよう そのそれぞれの特徴と違いについてまとめてみました。 成年後見制度とは…
税金の面を考えると、相続の後に不動産を売却した方が 有利になります。 ただ、相続の前と後のどちらで、不動産を売却する方が良いのかは 税金の面だけ考えれば良いわけではなく、色々な側面を考えて 検討していく必要があります。 子どもなど相続される側だけで考えるのも 問題があります。 そこで色々な側面を 考えていただけるようになるために 相続の前と後の売却のそれぞ…
上の世代に偏ってしまっている資産を下の世代に移し、 その若い世代にお金を使ってもらって経済を活性化させる ことができる贈与の各種非課税制度は 被相続人の相続対策にもなり、利用できる場合には 活用をおすすめしたい制度です。 活用の際は、 最初に非課税制度の全体をしっておくことが必要です。 その贈与が非課税になる制度7つの 内容とそのポイントをまとめました。 …
相続対策を考えるとき、現在地だけの狭い視野で ただ節税のことだけを考え実行すると失敗してしまいます。 人生で資産管理をする期間の全体を見通して、 ライフプランを考えることで 目的や目標をみつけ、そこから現時点に立ち返り 節税対策だけでない 相続の全体計画をたてて実行していくことが重要です。 人生の資産管理の局面には 資産形成期→資産運用期→資産保全期→資産…
ファイナンシャルプランナー塩川
・CFP(FP上級資格) ・NPO法人相続アドバイザー協議会 認定会員 ・不動産後見アドバイザー(全国住宅産業協会認定) ・高齢者住まいアドバイザー(職業技能振興会認定) ・宅地建物取引士 ・証券外務員1種