年金の「繰り下げ受給」は、1か月遅らせるごとに受け取れる金額が増える制度です。 「では、70歳や75歳まで延ばすとどれくらいお得になるのか?」「損することはないのか?」──そんな疑問を持つ方が増えています。 結論から言うと、「得か損か」は一概に決められません。 健康状態、家計の余裕、夫婦の受給バランス、そして“長生きリスク”への備え方によって、最適な受け取り年齢は人それぞれ異なります。 本記事では…

「老後資金2,000万円問題」が話題になって久しいですが、現場で富裕層の方々の相談を受けていると、実はもっと深刻な「パラドックス(逆説)」に直面します。 それは、**「お金を十分に持っている人ほど、減っていく恐怖で動けなくなっている」**という現実です。 先日、当事務所のドアを叩いたK様(60代半ば)も、まさにその一人でした。 K様は、長年勤めた教育関係の仕事を退職し、現在は嘱託社員として働いてい…

「老後資金が2,000万円足りないと言われるが、今から貯めるのは無理だ」 「退職金で一発逆転を狙って、高配当株に投資すべきだろうか?」 50代・60代の相談者様から、このような焦りの声をよく聞きます。 しかし、FPとして冷静に申し上げます。焦ってリスクの高い投資に手を出す前に、足元にある**「最強の資産」**を見落としていないでしょうか? それは、**「あなた自身(人的資本)」**です。 多くの人…

「うちはアパートがあるから、相続税対策はバッチリだ」 「子供たちには、家賃収入という『不労所得』を残してやれる」 もしあなたが不動産オーナーで、今そう思われているとしたら、少し危険かもしれません。 確かに、不動産を活用すれば相続税の評価額を下げることができます。しかし、FPとして数多くの相続相談を受けてきた私が断言できるのは、**「不動産の承継は、現金の10倍難しい」**ということです。 なぜなら…

「定年後、年収が下がっても好きな仕事をするべきか、それとも少しでも稼げる仕事を選ぶべきか…」 60代のセカンドキャリアにおいて、誰もが一度はこの壁にぶつかります。 一般論で言えば「老後資金は1円でも多いほうがいい」となるでしょう。 しかし、FPとして15年以上、50代・60代の方の人生設計の相談に乗っていると、必ずしも**「年収が高い選択」が正解とは限らないケース**に遭遇します。 今回は、実際に…

ファイナンシャルプランナー塩川

ファイナンシャルプランナー塩川

・CFP(FP上級資格)・証券外務員1種・宅地建物取引士・NPO法人相続アドバイザー協議会 認定会員・不動産後見アドバイザー(全国住宅産業協会認定)・高齢者住まいアドバイザー(職業技能振興会認定) (独立系FP会社株式会社住まいと保険と資産管理 所属)」https://www.mylifenavi.net/

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